works .02
"western style"
kidugawa-city "I's house"
建物内外部共に奥様のこだわり満載で出来上がった、やさしい印象のお家。
「森の中を散歩中に見つけた ”cute” な家」のイメージの外構がご希望でした。
「日本の石垣」に見えないような石積みに、アプローチもタイルや洗い出し等の舗装ではなく
「踏み固められて出来た土の道風」に施工。
インターホンは古いスコップの柄に取り付け、立水栓もミルク缶を加工して、アンティークな鍬を立てかけて山小屋感を演出
表札やポストは、お施主様お手持ちのテラコッタ製の物を使用させて頂きました。
建築業者さんとお施主様施工のウッドデッキも、形や材料の仕様、麻ひもや鎖を使ったアレンジ等、
デザイン監修と言う形で参加させて頂きました。
最もこだわった植栽は、「定番の洋木」ではなく「森らしさ」にこだわった樹形の木々で仕上げさせて頂きました。
seika-cho "F's house"
土地の都合で大手HMさんの建物ながら、玄関ドアを含め随所にオーダー仕様を使われる程のこだわりのお施主様。
西洋アンティークがお好きで、HMさんの建物でも合うようなシンプルなフレンチテイストのクローズ外構がご希望です。
完成度を優先されて、一気に完成は目指さず、デザインはもとより、質感を重視する仕様で進めさせて頂いています。
石材は「薄いタイル状の張り石」ではなく、分厚い石材を場所に応じた形でオーダーして、石の重量感を出し。
ヨーロッパの建物に比べ重厚感を感じ難い、薄い樹脂塗り壁にアルミサッシのHMさんの建物に対し違和感の無いよう、
門扉やフェンス等全て「無垢のアイアン」で「溶接の肉厚」や「塗り重ねたペンキの厚み」までこだわりつつ、
少しモダンさもプラスした華奢でシンプルなデザインで製作。
門塀も、ブロック下地では経年で目地跡が出てきてしまうので、鉄筋コンクリートで一体構造にした上に外壁と同仕様で。
細部までこだわっていただけることに感謝させて頂きながら、
この先もご満足頂ける様に、妥協のない物を創らせて頂きたいと思っています。
tenri-city "N's house"
お仕事の都合で、軽を含めた6台分の駐車スペースが必要なお家。
ご新築時、駐車スペースを中心に施工された外構を「プライベートな庭を確保した外構にしてほしい」とのご依頼でした。
基本設計をご自身でされるほどこだわりをお持ちで、時が創りあげた味わいのあるシンプルな物と
植物がお好きなお施主様。「いかにも西洋風」ではなく「建物に似合った、景色を楽しめる自然な外構」がご希望でした。
プライベートとパブリックを分ける「親子タイプの引き戸」を2階の手摺に合わせたデザインで「木と鉄」で製作。
石材との違和感をなくすため、引き戸のレール廻りのコンクリートも鉄さびで仕上げ
袖壁も「樹脂系の塗壁」ではなく「経年変化を楽しめる仕上げ」で。
表札の文字は「厚み」と「書体」にこだわって製作。
アプローチは、お施主様がお手持ちの枕木を使い、自然樹形の植物との対比と、駐車しやすさを考え、敢えて直線に。
駐車区画も自然な質感にこだわって「極太の麻ロープ」で
6台の駐車スペースを確保しつつ、20本近い自然樹形の落葉樹を植えて「清涼感」を演出。
建物との統一感はもちろん、機能性や素材の質感も大切に考えて創らせて頂きました。
kashihara-city "O's house"
西洋アンティークが好きな奥様と、DIYが得意なご主人様のアットホームなお家。
お子様が機関車好きと言う事から「遊び心満載」で、廃線になった駅のイメージでデザイン。
家が駅舎で庭には線路、駐車スペースは古びたプラットホーム、表札は木製標識、
インターホンはアンティークの信号機を改造して作らせて頂きました。
アイデアが「遊び心満載」なので、おもちゃ的にならないようにこだわって、線路ももちろん「本物」
信号機も「本物」コンクリートもあえて朽ちた感じにするために「欠け」や「ひび割れた仕上げ」に
既存のブロック塀も「薄い板」は使わず「半割の丸太」で西洋の片田舎風なイメージにさせていただきました。
nara-city "U's house"
女性的な柔らかなイメージの外構を、白とピンクだけの色使いで創ってほしいとのご依頼でした。
インテリアも上質なヨーロッパ調の家具で統一されているお施主様。
門に至るアプローチ階段の下に池を配して、ガレージ奥からせせらぎを作らせて頂き、流れの音も楽しんで頂ける様に
「白とピンク」そして質感にもこだわって、厚みの有るピンク色の乱形石材を使い、砂利や景色に並べた岩もピンク色で、
ガレージ床もピンク系のテラコッタ調な雰囲気が出せる特殊素材で仕上げさせて頂きました。
工期の都合で、既製品を利用させて頂いたカーポートも、セミオーダーで屋根板の裏面も白に。
植栽は、淡い色の外壁を背景に、年中グリーンを楽しんで頂ける様、常緑樹中心で構成させて頂きました。